洗濯お役立ちコラム

水着の正しい洗い方とは?正しい洗濯方法・洗濯の頻度やタイミング・乾かし方や保管方法

水着の正しい洗い方

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海やプール、川遊びなど、夏場のレジャーに出かけた際に着る水着の洗濯って、いつもどうされていますか?

水着を着た後あるあるなのが、カバンが水浸しにならないよう脱水機などで軽く水気を切ってからビニール袋に入れて、持ち帰っていませんか?

実はこの持ち帰り方は、水着の寿命を縮めてしまう行為なんです!

水着って1年を通して、頻繁に切る機会が一番少ない物です。

特にお気に入りの水着となれば、この先何年も着ていたいものですよね。

そこで今回は、水着を着た後に行うお手入れ、正しい洗濯方法・干し方をご紹介します。

【この記事を読んでわかること】

  • 水木の特性・弱点
  • 着た直後のお手入れ方法
  • 洗濯方法・干し方
  • 洗濯する際に気を付けること
おすすめ宅配クリーニング2選

水着の特性・洗濯のタイミングを知ろう!

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ここでは、「水着」の特性・弱点、着た直後のお手入れ方法をご紹介します。

水着の弱点はココ!2~3年以内に買い替えること!

暑い夏はプールや海、川などのレジャースポットに出かけて、夏を満喫する方が多いですね。

その時に着る「水着」が何でできているか知っていますか?

【水着の特性】

  • 耐久性と速乾性を持つポリエステル
  • 肌にフィットする伸縮性を秘めたポリウレタン

この2種類の繊維を編み込んで、仕立てられています。

しかし、この2種類の繊維は「傷みやすい」「型崩れしやすい」という弱点を抱えています。

この弱点を突く要素がプールの塩素、海の塩分。そして夏場の日差しからくる熱が原因で水着の生地が傷むのです。

そして型崩れは吸った水の重さで引き起ります。

もしこの弱点を知らず、後述する適切なお手入れ、洗濯を行わなければ1年以内に水着を捨てる羽目になりますが、適切なお手入れ、洗濯をしてあげれば2~3年間は着ていられます。

水着を脱いだら、すぐに水洗い!

水着を着る機会が最も多い夏場。

その中でも、プールや海に出かけられる方が多いでしょう。

ここでは、この2か所のレジャースポットに出かけて水着を着た直後に行う簡単なお手入れをご紹介します。

【プールや海から上がったら】

  1. 水着を脱いだら洗剤を使用せず、その場で水洗いをする。
  2. 乾いたタオルで水気を拭き取る。
  3. 乾いている、もう1枚のタオルに包んで持ち帰る。

これで水着を着た直後に行う簡単なお手入れは完了です。

プールや海の水は、水着の繊維を傷める原因になる塩素・塩分が多く含まれています。

着た直後に水洗いしてあげることで、繊維に入り込んだ塩素・塩分を洗い流せます。

またレジャー施設には、必ず「脱水機」があります。

水洗いした直後の水着は水分を多く含んでいます。

固く絞ってしまえば、型崩れを引き起こす原因になりますので、この脱水機があるときは使用しましょう。ただし、脱水のやりすぎは型崩れの原因に繋がりますのでご注意ください。

Q.水着に砂が付いたらどうすればいいのか?

A.少し水着が乾くのを待ってから砂などを取り除いてあげるのがいいです。

水洗いも砂を取り除いてからで問題ありません。

水着の洗濯方法・干し方

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ここでは、水洗いをした水着を自宅に持ち帰ってから行う洗濯方法・干し方をご紹介します。

洗濯表示の確認

施設で1度水洗いした水着を持ち帰って洗濯するときは、必ず1度「洗濯表示の確認」をしてから洗濯しましょう。

水着は「型崩れ」を起こしやすい、伸縮性のある繊維で仕立てられています。

基本的に水着を洗濯するときは、「手洗い」で洗濯してあげるのがおすすめです。

使用するアイテム

以下は、水着を洗濯する時使用するアイテムです。

【使用するアイテム】

  • おしゃれ着用中性洗剤
  • 洗濯桶or洗濯ボウル(なければ洗面台)
  • 洗濯ネット
  • 乾いたタオル2枚

この4つのアイテムを使用して、洗濯していきます。

基本的に水着は手洗いで綺麗にしてあげるのが、型崩れ防止、長く愛着を持ってきていられるポイントです。

水着洗濯前の下処理

海に出かけた際、日焼け止め防止でオイルや日焼け止めを付ける方が多いです。

それが汗とともに流れ落ち知らず知らずのうちに水に染み込んで「シミ汚れ」を作っている可能性があります。

もしオイルや日焼け止めによるシミ汚れがある場合は、その汚れに直接オシャレ着用中性洗剤を付けて、乾いたタオルでたたき洗いしてあげれば、汚れは落ちます。

シミ汚れを落とす時によく使用される酸素系漂白剤や重曹などの漂白成分があるものを水着のシミ抜きで使用するのはNGです。

理由は、成分が強すぎため脱色や色あせなどを引き起こす可能性があります。

水着の洗い方

ここからは水着の洗濯方法を2パターンご紹介します。

洗濯方法:手洗い編

水着の手洗い洗濯は、水着の型崩れ防止になります。

特に伸縮性抜群のスイムウェアを洗うときにおすすめです。

以下は、手洗いの手順です。

【手洗いの手順】

  1. 洗濯桶に30℃前後の水を張る。
  2. その中にオシャレ着用中性洗剤を適量入れて、よくかき混ぜる。
  3. 水着の汚れた面を表にしてから、洗濯液の中に入れて2~30回押し洗いする。
  4. 洗濯液を捨て、綺麗な水を張って泡が出なくなるまですすぐ。
  5. すすぎ終えたら、洗濯ネットに水着を入れて30秒だけ脱水する。

これで、水着の手洗いは完了です。

  1. 水着を手洗いするときは、30℃前後の水を張ってから洗うこと。
  2. 40℃前後の温水、熱湯は水着の伸縮を招くので使用NG。
  3. 押し洗いをするときは、「上下に優しく押して持ち上げて」を繰り返して洗う。
  4. 脱水をするときは、洗濯ネットを使用して短時間だけかける。
  5. 脱水の時、乾いたタオルに水着を包んでから洗濯ネットに入れてから行うと水着生地にかかるダメージが少なくて済む。

洗濯方法:洗濯機編

水着の型崩れ防止に努めるなら、手洗いで綺麗にしてあげるのがおすすめです。

しかし、中には、時間と手間をあまりかけたくないという方もいるでしょう。

そのような方は「洗濯表示」を確認の上、洗濯機を使用して綺麗にしてあげましょう。

【洗濯機の手順】

  1. 水着のホックなどを止め、裏返しにしてから洗濯ネットに水着を入れる。
  2. 洗濯槽に入れ、オシャレ着用中性洗剤を適量入れる。
  3. 蓋をして「手洗い・ドライコース」にセットしてスタートを押す。

これで洗濯による、水着の洗濯は完了です。

  1. 全自動縦型洗濯機を使用する場合は、水着単体でも洗濯可能。
  2. ドラム式洗濯機を使用する場合は、他の衣類と洗濯するのがおすすめ。
  3. 脱水にかけるときは、一度洗濯機を止めてバスタオルに包んでから行うと生地にかかるダメージが少なくて済む。

干し方

洗濯し終えた水着は、風通しのいい日陰で乾かしていきます。

  1. 干すときは、一度水着をたたいて形を整えてから乾かすことで、型崩れ防止になる。
  2. 平干とネットの上で乾かす。
  3. 洗濯バサミを使用した場合、挟んだ部分にへこみなどの跡が残るので使用しない。
  4. 平干しネットがない場合、ピンチハンガーの天面に乗せて乾かす。
  5. 外干しで日が差しそうな場合は、タオルを間に吊るして乾かすとよい。

この5つのポイントを守って、洗濯した水着を乾かしてあげましょう。

また水着を日向で干した場合、色あせを起こしてしまう恐れがありますので必ず日陰で干すようにしましょう。

水着を洗うときに気を付けること

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ここでは、水着を洗濯するときに気を付けることです。

着たらすぐに洗うこと

海やプールなどのレジャースポットで水着を着た後は、速やかに水洗いしてあげましょう。

海やプールの水には、水着の生地繊維を傷める原因に繋がる塩分・塩素が含まれています。

この成分は水着を傷つけるほか、色あせも引き起こす原因にもなります。

脱いだらその場で水洗いして、生地中に入り込んだ塩分・塩素を洗い流してあげましょう。

自宅に持ち帰るときにしちゃいけない行動4選

ここでは、自宅に持ち帰る時にしちゃいけない行動を4つご紹介します。

【しちゃいけない行動4選】

  • ビニールに入れる
  • 強く絞る
  • 日向で干す
  • 乾燥機、使用はNG

行動①ビニールに入れる

よくあるのが、水木をそのまま脱いでビニール袋に入れて持ち帰る行為です。

ビニール袋などの密閉に優れたものに入れると、袋の中が蒸され色移りや色あせを起こします。

水着を持ち帰るときは、乾いたタオルに包んで持ち帰るのがおすすめです。

行動②強く絞る

水洗い、手洗いを終えた水着から水気を切る際は、固く絞って水気を切るのは「型崩れ」に繋がる行為です。

レジャーできていく水着でも言えますが、競泳用のスイムウェアでは特に要注意です。

水気を切る際は、乾いたタオルに包んで脱水するのがおすすめです。

行動③日向で干す

水着を乾かすとは、風通しのいい日陰で干しましょう。

日向で干した方が、乾きがよくて速いと思われますが、日光に含まれる紫外線の影響受けて水着が変色・色あせしてしまう原因を作ります。

水着は速乾性なので、日陰でも十分早く乾きます。

どうしても早く乾かしたいという方は、扇風機やサーキュレーター、エアコンの冷風を当てて乾かしましょう。

行動④乾燥機の使用はNG

水着を仕立てるときに使用されているポリウレタンは、「熱」に弱いです。

そのため、アイロンがけや乾燥機に入れて乾かす行為はNGです。

入れて乾かせば、生地の伸縮、型崩れなどを引き起こします。

脱水機は程々に使用する

レジャー施設やスポーツジムに行けば必ずある脱水機。

水洗いしたばかりの水着の水気を切る手間を省くのに便利なものですが、使用は程々にするのがおすすめです。

水気を切っている間にも、水着には遠心力がはたらいています。

脱水機のかけすぎは、型崩れの原因に繋がりやすいので3~30秒間だけ脱水機を使用するのがおすすめです。

この短時間でも、十分に水気を切れます。

また帰宅後に行う洗濯の最後に行う脱水も、同様の理由です。

なるべく型崩れを起こさず水気を切るなら、タオルに包んで行うのがおすすめです。

水着のクリーニングは基本受け付けていない!その理由とは!

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水着を正しく洗濯できているか不安に思われる方の中には、衣類クリーニングのプロにお任せしたいと思われる方もいるでしょう。

しかし、基本的にどのクリーニング店でも「水着クリーニング」を承っている店舗はありません。

理由の多くが「衛生面上NG」でいうことで、お断りしているところが多いです。

水着は下着同様、直接肌に触れている面積が大きいため、衛生面を考慮してNGにしているクリーニング店が多いです。

まとめ~水着の特性を理解すれば長く履ける~

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以上が、水着を着た後に行うお手入れ、正しい洗濯方法・干し方をご紹介でした。

今回の内容をまとめると以下の通りになります。

  • 着用後、帰宅後すぐに洗濯すること
  • 水着は2度洗いで綺麗にする。
  • 1度目は、水洗いで塩素・塩分を取り除く。
  • 2度目は、中性洗剤を適量入れて手洗い・洗濯機のいずれできれいにする。
  • 乾かすときは、風通しのいい日陰で干す。
  • 漂白剤、重曹の使用はNG。
  • 脱水機の使用は程々に。
  • 持ち帰るときはタオルに包んで帰るのがおすすめ。

水機を着た後はすぐに、水洗いして繊維に入り込んだ塩素・塩分を洗い流してあげましょう。

これをするかしないかで、今後水着が長持ちするか否かが決定すると言っても過言ではありません。

お気に入りの水際これからも長く着て遊びに出かけたいという方は、今回ご紹介したお手入れ、洗濯方法、干し方を参考にしてください。

優しく丁寧にお手入れ・洗濯してあげれば、新品同様の美しさとシルエットをキープできます。

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